9月3日(土) 弘法寺(港区三田)にて講演会「いまさら聞けないミャンマー vol.2~ミャンマー市民の今~」を開催いたしました。
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ミャンマーからオンラインでご登壇いただいた、認定NPO法人地球市民の会 鈴木亜香里さんは、ミャンマー駐在員としてクーデター後もミャンマーにとどまり、教育や農業支援活動を続けています。ミャンマーに暮らす生活者、“市民”として地元の人々と同じ目線で、共に力を尽くす苦労と、喜びについてお伺いしました。生活環維持や子供たちの教育支援継続のため、寄付などを通じたミャンマー市民の活動は、今も力強く続けられています。

元NHKキャスターで、現在も各メディアで活躍中の堀潤さんからは、“ミャンマー市民が発した声”を通して見えたミャンマーの現状や、”市民メディア“が持つ力についてお話を伺いました。誰もが自由に声を発することができるようになった時代だからこそ、私たちが考えねばならないこと、学ばなければならないこと。小さな声が生む力の大きさを感じられるご講演でした。

ご来場の皆様からは、
・リアルなミャンマーの今を感じることができた。
・通常のメディアからの情報がどんどん少なくなるなか、直接現地からの声を知る方のお話を聞ける良い機会になった。
・一市民として、個の発信力について、とても考えさせられました。
・世界にはたくさんの「不足」があるのだと思った。お金・教育・愛。自分のできることは小さいけれど、まずは少しの寄付など、できることをしていこうと思った。
といったご感想をいただきました。

ミャンマーはいまだ混迷の中にありますが、日本には、ミャンマーの平和を願い、活動を続ける方がたくさんいらっしゃいます。 私たちは今後もこういった機会を通じ、ミャンマーの支援、ミャンマーに関心を持つ人の輪を広げる活動を続けてまいります。
ご来場いただいた皆様に御礼申し上げますとともに、引き続き当法人の事業にご支援くださいますよう、お願い申し上げます。

一般社団法人ミャンマー祭り