一般社団法人ミャンマー祭り 理事であり、日本・ミャンマー交流写真展 審査員を務める亀山が写真展をギャラリー冬青にて8月4日(火)より8月29日(土)まで開催します。

先の大戦中の不幸な出来事により、かつて「白骨街道」と呼ばれたミャンマーの「Tedim Road/ティディム街道」。戦後75年を迎えた2020年、日本とミャンマーのつながりを見つめなおす作品展です。

■写真展概要
http://www.tosei-sha.jp/TOSEI-NEW-HP/html/EXHIBITIONS/j_2008_kameyama.html

会期:2020年8月4日(火)~8月29日(土)11:00〜19:00
    *8/13〜17、日曜、月曜、祝日 休廊
会場:ギャラリー冬青 (東京都中野区中央5-18-20  TEL:03-3380-7123 )
       http://www.tosei-sha.jp

*会場では、新型コロナ感染予防対策を行いお待ちしております。安心・安全のため、感染予防へのご理解とご協力を頂きますとともに、体調などご配慮いただきお越しいだだけると幸いです。

■亀山 仁(Kameyama Hitoshi) プロフィール
https://hitoshi-kameyama.com/web/

■写真について
インパールに続くTedim Road沿いにあるKan San Zang 村で出会った少年です。彼が頭に載せているのは太平洋戦争で日本兵がかぶっていたヘルメットです。全体が赤黒く錆びていますが形はしっかり保っています。彼が近所の山で拾ったそうで、今は子供の遊び道具のようになっています。
戦争中、日本軍駐留中は、毎日朝晩イギリス軍の飛行機が爆弾を落とし、毎晩日本軍と村人で道路など壊れたところを治す日々だったそうです。当時村には300〜400人暮らしていましたが犠牲になったか数は分からないそうです。そのような状況だったので戦後間も無い頃はヘルメットで遊ぶようなことはなかったと思いますが、月日が経つ中で子供が遊び道具にしても違和感が無くなったのでしょう。Tedim Road沿いの村々では今でも遺留品や遺骨が出てくることがあり、どこかの家で保管されています。